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ありとあらゆるところに偏在する我々は、今回は音楽の都に実体化。旅のお供は サイズが持ち運びにちょうどいい&Book Offで105円だから帰りは捨てて帰ってこられる、ということで。アーヴはどうなってしまうんでしょうか。現皇帝(女性)には踏ん張ってほしいです。 そして、女帝の下で栄えた古い都をうろうろする。たまたま、急にアポがキャンセルされてしまったので致し方なく、「少しでも仕事に関係があるとこへ・・・」ということで、医学部付属の博物館へ連れて行かれる。そこには彼女がいる。 フィレンツェのLa Specolaと同じ人体模型を、女帝の息子の皇帝がプライベート資金であつらえて持ってこさせた。全てはこの国の外科医学の発展のためである。ロウでできた模型およびそれが収められているガラスケースをロバに乗っけて、山脈を越えて運んできた。たくさん。壊れないように・・・。 その苦労を考えると、簡単に「気持ち悪い」と切り捨てることがどうしてもできないのだった。板ガラスさえ製造が困難だった200年前。スパコンをぽんと買ってしまうくらいの投資だったんじゃないだろうか。プラスティネーションと比べた利点は、「拡大模型」が作れること。教育的な効果は大きい。ダメな点は、どうしても"創造"でおぎなっちゃうこと。ロウで作られた胎児の発生過程はやっぱりヘン("生殖細胞"に小さい人間が入っている)。 人体模型の彼女の毛髪は人毛である。どこかの誰かが金髪を売ったのか。その人はいなくなっても髪の毛は残っている。この人はアングルによって表情が変わる。人体模型の部屋に1人でいるとなぜか悲しい気持ちになる。 |
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